2021年 司法書士試験 自己採点・記述の再現答案
【3】 商業登記法の記述式について。45分で解答。
試験終了後、帰りの電車内で、模試では防いできた論点落ち(最初の株主総会が定時株主総会だったこと=自動重任)に気づき、凹みました。痛すぎます。結果として、解答状況は以下のようになりました。
大問1について。
・ 会計監査人の変更(自動重任)を見落とす非常に痛い失点。「事由・事項・税・添付」連鎖型。
・ 新株予約権の発行については、事項欄「・・・優先株式13000株」と記すべきところの「優先株式」を、もしかしたら記載漏れして、単に「・・・13000株」としたかもしれません。その場合、減点(新株予約権について加点なし)を覚悟。
・ 株主名簿管理人の設置については、事項欄「株主名簿管理人の氏名又は名称及び住所並びに営業所」と記すべきところを、あせってしまい、短く、「株主名簿管理人」としか記していない。
大問2について。
・ 公開化の論点「譲渡制限株式規定の変更、役員の退任・就任」は、事由・事項・税・添付ともに完答 (但、指示違背あり)。
・ 添付書面について痛恨の指示違背。就任承諾書で「(氏名の記載は要しない)」ところ、氏名を記載。減点を覚悟。
・ 新株予約権の消滅については、事項欄「・・・優先株式11000株」と記すべきところの「優先株式」を、もしかしたら記載漏れして、単に「・・・11000株」としたかもしれません。その場合、減点(新株予約権について加点なし)を覚悟。
大問3について。
・ 登記不可:「支配人選任」と記載してから、「支配人Kの選任」と挿入修正。
・ 理由:「取締役会設置会社では、代表取締役に一任できず、支配人選任は取締役会決議によらなければならない」旨を記載。
以上について、LEC赤松式採点法によると、商登記述は25.5点になりました。上記で「もしかしたら間違えたかも…」という個所は、間違えたものとして減点して採点しています。