2021年 司法書士試験 自己採点・記述の再現答案
【2】 不動産登記法の記述式について。60分で解答。
大問2(1)の「変更後の事項 債務者・・・」の「住所」を記すために会社登記記録を見直したときに「本店移転」の見落としに気づいて、思わず絶叫しそうになりました。しかし、「ここで見落としに気づくように作問されてるんだから、この出題者はとても親切!」と無理やり前向きに捉えて、粘り強く対応。
・ 大問1(1)で、「1番所有権登記名義人名称変更」としていた名称の後に「住所」を挿入修正。
・ 大問1(1)で、「変更後の事項 商号・・・」しか書いていなかったので、その下に「本店・・・」を追加修正。
・ 大問1及び2で、原因日付の「商号変更」の上に「本店移転」を追記して、矢印で記載順序入替を指摘する修正。
結果として、解答状況は以下のようになりました。
大問1(1)(2)(3)について、(3)「登記不要」まで完答。
大問2(1)(2)(3)(4)について、(4)「登記不要」まで完答。
・(3)は解答欄があまりにも小さいので、(4)欄にはみ出して記載せざるを得ませんでした。
大問3(1)(2)(3)について、(3)「登記不要」まで枠を埋める。但、明らかな減点要素あり。
・(1)で、5つ書くべき「債権の範囲」のうちの最後の記載方法がわからず、この部分に記載漏れ。
・(2)で、設定者に有利な変更なのに「申請人分配」を逆にする痛い失点。公開模試では防いだミス。。
大問4(1)(2)(3)について、枠を埋める。但、明らかな減点要素あり。
・(2)で、「会社代表者の印鑑証明書添付」の指摘漏れ。
以上について、LEC赤松式採点法によると、不登記述31.5点になりました。この採点法では減点幅が小さいため、私の実感よりも高い点数になっています。
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